株式会社江守情報

今回のイベントのテーマは、
『リアルでも、アバターでも。いつでも・どこでも・誰もが繋がれる幸せな”ヨリドコ"へ』
です。

これまで、病床数の多い病院に併設されているがんサロンは、患者にとって頼りになる一方で、
予約制のために当日の体調との調整が難しい場合や、病状によっては素顔を見せることや、
その場所まで足を運ぶことに気後れしたりすることもありました。
また、がん患者で同じ悩みを抱えている人達とコミュニケーションを取りたくても、
治療の影響で取れない（取りにくい）場合も多くありました。

この度、がん治療でお悩みの方々に対して、周りの人の温もりを感じながら、各々が自分らしい居場所となるように
ヨリドコと江守情報は、ITの技術を用いた新しいコミュニケーション手段の実現に向けて動き出しました！

実は、ヨリドコとFukui Baseは、偶然にも同じ2022年 9月に誕生しました！
Fukui Baseの開所式をきっかけに、いろいろなご縁が繋がり、
ヨリドコと江守情報が「いつでも、どこでも、だれとでも」の共通コンセプトで意気投合した結果、
『メタバース・アバターでコミュニティサイトを作ろう！』と一緒に動き出しています。

今回のイベントでは、当社のFukui Base（丸岡オフィス）から情報を発信し、
福井市二の宮にある「みぃつカフェ」またはオンラインで、合計55名の方にご参加いただきました！
がん治療で悩まれている方だけではなく、行政、病院や福祉施設の関係者、大手ITベンダーなど
まさにこれからのがん医療を支えようとして下さる様々な業種の方々にも
関心を持っていただいたことは嬉しい限りです。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました！

当イベントでは、まず日本マイクロソフトさまより、ヘルスケア業界での取組みとして、
社会と人をつなぐ新しいエコシステムの実現についてご講演いただきました。
医療と介護を支えるAIホスピタルやカルテ・オンライン診療、HoloLensの紹介など、
人の一生に寄り添う事例の数々、とても興味深い内容でした。

次に、コミュニティナースの加藤瑞穂さんより、
コミュニティナースとは何か、また、暮らしの中にがんサロン「ヨリドコ」が目指すものについてのお話。

加藤さんは病院ではなく「まち」に佇む看護師として、
笑顔になるような美味しいカフェで、人と人として出会いたいと語ります。
人とコトをつなぎ、その人らしさをコミュニティナースが支えることで、
まち全体が元気になるのではないかと日々可能性を拡げています。

福井県とスタートしたヨリドコは、気軽に参加できるがんサロンを目指しています。
福井のいろんなところでがんサロンとして、周りの人の温もりを感じながら、自分らしい居場所と
なるようにと活動されています。皆さまからの温かいご支援をどうぞお願いします！

次に、福井県健康福祉部保健予防課がん対策グループ 岩田さんからは、
「第4期がん対策推進基本計画」の概要と福井県の方針をお話いただきました！
「がん予防」「がん医療」「がんとの共生」で分野別目標を立て、
これらを支える基盤としてデジタル化の推進から目が外せないと語ります。

最後に、当社DXソリューション課長の林昌諒さんからの
Microsoft teamsのアップート情報を交えながら、
ヨリドコ 加藤さんと福井県 岩田さん、江守情報の柳澤さん、林さんとの対談です。
（上の写真、左から柳澤さん、岩田さん、加藤さん、林さん）

仮想空間 × アバター × リアルをテーマに、
「医療分野でのアバター活用」や「デジタル化への課題」など話は尽きません。

実際にアバターを利用してメタバース上での対談を行いました！
デモ設定のTeamsのアバターを使ってみせてもらいましたが、
実際見るのと聞くのとでは、そのインパクトがかなり違いますね！

アバターが、自分たちが喋るのに合わせて口を動かしたり、
手を叩いて笑ったり、様々な動作を行うことができます。
早く使いたいと思っている人は多いのではないでしょうか？

まだまだ課題はありますが、
今後アバターなどの利用場面が拡大することで、
いつでも、どこでも、誰もが繋がれる幸せ溢れるサービスになったら嬉しいです！！
皆さんの心の拠り所となれるサービスを提供できるよう、全力で取り組んで参ります！